クレジットカード会社によって行われる審査

 

クレジットカードを発行する際、どの会社に申し込んでも必ず審査が行われています。クレジットカードを所有するためには申し込み時に行われるクレジットカード会社による審査に通らなければなりません。

 

クレジットカード会社は、申込みをした人の安定した収入、返済能力、確かな居住場所があるかどうかを確認します。クレジットカード会社によって審査の項目は違いますが、勤務先会社の規模や、家族の人数、仕事の内容なども重視されます。申込みをした人の信用レベルを点数化して、クレジットカードを発行すべきかどうかを判断しています。

 

クレジットカード会社を大別すると、銀行系、流通系、信販系があり、審査基準や、金利面の特徴を持っています。一般に銀行と信販系のクレジットカード会社は審査が厳しく、流通系は主婦やフリーターでも通りやすい傾向にあります。まずは自分に合ったカードに申し込み、勤続年数を重ね着実に返済し、信用度を上げることが大切です。

 

収入や返済能力以外の問題で審査に通らない理由として、個人信用情報機関に事故情報があるか、あるいは情報が全くない場合が考えられます。過去のキャッシング利用履歴が、個人信用情報機関には記録されています。大体5年くらいは、その記録が照会されると考えていいでしょう。

 

返済の延滞を繰り返したり、多額の借り入れがあると不利に働きますし、クレジットの履歴が全くないとかえって債務整理が疑われる場合もあるようです。審査を通らない理由に、申し込み書に事実と異なる記載があった時も含まれますので、記入ミスがないように、しっかり書いてください。